なお、礼拝中のマスク着用は引き続き推奨、「平和の挨拶」の握手の自粛は今後も実施しますので、ご理解とご協力を宜しくお願いいたします。
メッセージ
<列王記第二 5章1~14節>
MB長瀬キリスト教会信徒:森石 信司
開会聖句
そこで、ナアマンは下って行き、神の人が言ったとおりに、ヨルダン川に七回身を浸した。すると彼のからだは元どおりになって、幼子のからだのようになり、きよくなった。
<列王記第二 5章14節>
メッセージ内容
Youtube動画
今週の動画公開はありません。
メッセージアウトラインを公開しました。公開が遅れて申し訳ありません。
<森石兄について>
当教会牧師の砂山師が夏休みのため、MB長瀬キリスト教会に在籍しておられる森石兄を招いて、メッセージを取り次いでいただきました。自己紹介で語られた内容から~
現在60歳代後半。大学2年生の時に友人が通っておられた教会の特別伝道集会に誘われてクリスチャンに。受洗当時はMBの教会ではなく、堺市にある単立の教会に在籍。
キリスト者学生会(KGK)にも参加し、当教会のY兄とも知り合う。
小学校教員時代に、北嶋師(MB総持寺キリスト教会牧師)と知り合い、北嶋師の奥さまが徳本師(前・当教会牧師)から受洗されたのを見届けて、自身もMB教団の教会に転会。
福音聖書神学校での学びを経て、長瀬教会で信徒説教のご奉仕をされていらっしゃいます。
教会のすぐ横には、近畿大学の東大阪キャンパスがあり、教会に所縁ある徳本師・北嶋師も近大のご出身です。
毎週日曜日、会堂には30人程集い、同時にネット配信による礼拝にも約30人が参加して、共に礼拝を捧げています。水曜日夜の祈祷会には毎回6名程が集っています。
牧師であった藤井師は、体調の問題から休職~退職され、2年近くの間無牧(牧師不在)となっています。現在は、MB寝屋川キリスト教会の大山師が責任担当牧師として長瀬教会を支援くださっています。
メッセージアウトライン
・・・ ナアマン将軍を主に導いた人々 ・・・
- 主人に預言者エリシャを伝える娘
- イスラエル行きを許可するアラムの王
- 将軍ナアマンを諌めた家臣たち
- 主はいろいろな人を用いられる
ここからはWeb管理人メモから
今回の主人公…ナアマン将軍
教会学校でもよく取り上げられることが多い、有名なストーリー。
結論として、「神さまは素直に信じて従う者を祝福してくださる」…が語られることが多い。
彼がどうして病を癒され、救われたのか?
ナアマン将軍はユダヤ人ではなく、アラム(現シリア)人の勇士で、王に重んじられていたが、ツァラアト(重い皮膚病)を患っていた。
日本語では「らい病」と訳されていたこともある。昔のイスラエルでは汚れているとされ隔離される程の重病。
何不自由ないように見えても悩みを抱えていた。
① 主人に預言者エリシャを伝える娘
奴隷のような形でナアマン将軍の家で召使いとして働く娘が、ナアマンの妻に「預言者エリシャならナアマン将軍さまの病気を癒せる」と伝えた。
娘の真面目な働きぶりを信頼し、その言葉を信じたナアマンの妻は、病に悩み様々な治療法を試していたであろうナアマン将軍に朗報を持ちかけた。
② イスラエル行きを許可するアラムの王
寛大なアラムの王はベン・ハダド2世。この時のイスラエルの王はヨラム。かつてはアラムからの侵略を受けたがこのエピソードの頃に対立は無かった。
主は、イスラエルの民だけでなく異邦人も支えておられた。
アラムの王は、ナアマン将軍のイスラエル行きを許可するだけでなく、イスラエルの王への手紙も用意してくれた。
ナアマン将軍は、ツァラアトを癒してくれる預言者エリシャへの礼として、以下の贈り物を携えてイスラエルへ旅立つ(アラムとイスラエルの距離は約40Km)。
銀10タラント→340キロ、金6000シェケル→68.4キロ、衣10枚
手紙を読んだイスラエルの王ヨラムは、自分がナアマン将軍を癒さないといけないのかと勘違いして、着ていた衣を引き裂いて激怒。
(アラムの王が書いた手紙も言葉足らずな面はあったと思われる…)
当時の北イスラエルは王が頻繁に交代し、偶像崇拝に傾くなど不信仰であった。
ヨラムは、再びイスラエルに戦乱を巻き起こすためにナアマンが差し向けられたと恐れた。
③ 将軍ナアマンを諌めた家臣たち
ナアマン将軍は、預言者エリシャの家を訪ねるが、本人は出て来ず、使者から治療法(ヨルダン川に行き、7回体を洗う)を伝えられるだけ。
プライドが高いナアマン将軍は激怒し、引き返し掛けたが、部下である家臣たちに諌められ、従う決心をした。(部下を信頼した)
エリシャの言葉を信じ、地元の川よりも汚れているヨルダン川に入り、6回体を清めても何も変化はなかったが、7回目で完治した。
救われるために、滝に打たれたり、長期間の修行をしたりする必要はなく、へりくだって神さまの愛を受け入れるだけ。
④ 主はいろいろな人を用いられる
神さまの計画…異邦人たちにも、真の神を知らせる役割を持たせる。
神さまは今も生きて、祈りや行動など信仰生活をバックアップしてくださる。
私が救われるために、多くの人が関わってくださったことを覚えよう。
また、他の人々の救いや信仰のために、私が用いられることもある。
信仰は自分だけの力で守れるものではない。小さい群れであっても互いに守り合い、共に成長したい。
今週の集会はお休みです。
#57-2989