額賀先生を迎えての礼拝でした

2016年8月14日(日)の礼拝は、第二期6年ののタイ宣教の働きを終え、一時帰国されておられる、額賀潤二先生・ひとみ姉ご夫妻が、千里教会に来訪され、共に礼拝する貴重な機会となりました。
「愛と御霊による福音宣教」として、宣教の報告とメッセージを語っていただきました。

礼拝中の額賀先生

MB教団としてタイ宣教は、山岳民族であるクム族の村に入り、
20年の歴史を持ち、既に5つの教会が出来ているのですが、
教会形成と信仰の継承のスタイルが北米式のノウハウで、
現地の生活文化とかみ合わない部分があり、
現地に合ったキリスト教を作っていく途上にあるのだそうです。

クム族は言語のみで文字を持たない民族で、識字教育を受けていない成人も多く、
また、シャーマニズム信仰を土台に持つ事もあって、聖書を理解するのにも障壁が多いとの事でした。

MBから資金援助を受けて宣教活動できる期間にも限りがあり、
後3年後には現地教会が自立出来る状態にしなければならず、
聖書の言葉を伝道するだけではなく、生活の支援も同時に必要な状況である事、
宣教のあり方もターニングポイントを迎えている事を覚えて、祈って欲しいというお話を伺いました。

その後額賀先生は、ガラテヤ人への手紙 5章13~16節からのメッセージを、
現地での宣教活動の証しと共に語られました。

神さまに仕えることばかりを考えて、教会にお誘いする「人」に対しての興味を持っていなかった、というつまづきから、
現地の文化や伝統を知り、尊重する事から実践されて、
「私の信じている神さまよりも(キリスト教が)良いと思えた」という声が聞かれるようになったエピソードが特に印象的でした。

神さまを伝える時に、自分の感情を中心に語る事は危険で、聖霊と共に歩んで伝える姿勢が大切!というお話から、多くの気づきが与えられました。

礼拝の後は、短い時間でしたが、額賀先生ご夫妻との交わりを持たせていただきました。夏の間は昼食が無いので、ゆっくりと交わりの時を持てなかったのが残念でした…。

今日、EBSにて額賀先生ご夫妻の第三期タイ宣教の派遣式が行われ、再びタイへと旅立たれます。
心身の健康が支えられますように、そして宣教の尊い働きが恵みに満ちたものとなりますように、千里教会の教会員一同で祈りたいと思います。

額賀先生と記念写真

教会員の有志と記念写真を撮りました!

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