愛は絶えることがない(北部地区牧師巡回)

メッセージ

<コリント人への手紙第1 13章8~13節>
メッセージ:MB枚方キリスト教会牧師:中村 新造

開会聖句

こういうわけで、いつまでも残るのは信仰と希望と愛、これら三つです。その中で一番すぐれているのは愛です。

<コリント人への手紙第1 13章13節>

メッセージ内容

Youtube動画

 
 メッセージ動画公開:11/21  PM 12:08 

※カメラの充電が不十分であったため、メッセージは途中までの公開となります。ご了承ください。

 


メッセージ原稿を公開しました。家庭での礼拝に用いてください。 
 
<序論:愛とは何か。>  

愛の説明(第一コリント13:4‐7)
私たち人の愛は限定的なところがある。ある時は愛せるが、ある時は愛せなくなる。
そして自分には愛のないことに失望し、聖書の教えに沿えない自分であることを知らされる。
しかし、慰めがある。聖書のメッセージは8節「愛は決して絶えることがありません」ということだからである。
愛に限界のある自分にとって、聖書は、愛は絶えることがない、すなわち永遠であることを伝え続けている。
また聖書は、神は愛であるということを伝えている。神を表現するなら、愛だということである。
愛は決して絶えることはない、つまり神は決して絶えることはないのである。その神に私たちは生かされている。

<本論>
聖書が伝える愛の特徴

・愛は永遠である8‐10節
愛と賜物との比較がなされる。賜物はいつかなくなる、その役割を終える時がくるが、愛はなくならない。いつまでも残るものである。
人は神のご計画の全てをしらない。一部分を知ることを許されているだけ。私たち人に神の全てを知ることはできないが、パウロは分かっていること、それは、愛は決して絶えることがないという事実であった。

愛は決して絶えることがない、という言葉の直訳は、愛は決して落ちないということである。ある学者が、この箇所から、お花は綺麗に咲いて、それを見る者を豊かにしてくれるが、それはやがて時がくれば落ちてしまう。賜物もそれと同じである。しかし愛は違う、愛は落ちない、いつまでも綺麗に咲き、見る者を豊かにし続けて行く、それが聖書の愛だと言いました。
「私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめのささげ物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです」(Ⅰヨハネ4:10)とある。私たちではなく、神が私たちを愛し、とある。私たちは今、落ちない、決して絶えることのない愛によって、愛されている。

・完成されるという確信11‐12節
私は・・・とパウロは一人称で語る。パウロ自身のことを伝えている。
幼子がやがて大人になるように、神との関係において、今自分は一部分しか分からないがやがて全てをしることになる。神は自分について全てを知っておられるが、自分も後に全てを知ることが出来る。

パウロの今の葛藤と未来の確信
パウロは一部分しか知らなかった。それは今の私たちと同じ。なぜ?ということがある。苦悩、苦難、困難、問題、病、災害など。私たちが多くの苦しみを抱えているのと同じように、パウロも抱えていた。
しかしパウロは未来に確信を持っていた。「今私は一部分しかしりませんが、その時には、私が完全に知られているのと同じように、私も完全に知ることになります。」ということでした。今は一部分であっても、一部分しか知らなくても、必ず完成の時が来て、その時、すべてを完全に知ることになる、という確信をもっていた。これは、私たちにも同じ未来が来ると言うことを教えている。
私たちは今、一部分しか知りません、そして一部分しかわかっていません。ですからその中で、苦悩や苦難があり、病や心配がある。うまくいかないことがある。失敗することがある。でも聖書は、そんな私たちに、パウロを通して伝えている。私が完全に知られているのと同じように、私も完全に知ることになる。今は分からないが、今は理解できないが、将来、全てのことを完全に知ることになる、その未来が必ず自分におとずれる。

・愛が一番13節
これがパウロの結論である。
「いつまでも残るのは信仰と希望と愛、これら三つです」つまり、いつまでも残るものは、信仰と希望と愛しかないと言ったのである。分からないことや、今抱えている多くのことや問題や失敗、解決が無いと思えるようなことも、それらは全て、いつまでも残ることはない、必ず終わりがくる、私たちにとっていつまでも残るのは信仰と希望と愛だけ、これら三つだけだと伝えている。そして、今パウロが問題にしている愛こそが、その中で一番すぐれているのだと伝えている。ですから、愛を追い求めてなさいと命じたのである。

<結論>

神の愛は、決して絶えることがなく、いつまでも残るものであり、一番すぐれている。私たちはその愛に生かされている者として、愛に生きることをこれからも教えて頂き、求めていきたい。

メッセージ内容のダウンロード(PDF57KB)

新聖歌

開会祈祷後:222番、メッセージ後:359番

聖書交読

詩編81篇 1~16節

2021年教会行事

11月24日(水)オリーブ・いきいき百歳体操(10時~11時)

#53-2791

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