良い行い

    メッセージ

    <マタイの福音書 5章13~16節>
    MB枚方教会牧師:中村新造

    開会聖句

    このように、あなたがたの光を人々の前で輝かせなさい。人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようになるためです。

    <マタイの福音書 5章16節>

    メッセージ内容

    Youtube動画


    メッセージ動画公開:2/19 PM 3:53


    メッセージ原稿を公開しました。  

    <序論>  
    ・今朝の箇所はイエス様が山上の説教で話された内容の一部
    イエス様がここで話された内容に目をとめたい

    <本論>

    16節「人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようになるためです」

    〇良い行いとは

    ・一般的に律法を守ること(祭司やパリサイ人、また律法学者)
    ・弟子たちや群衆は、律法を間違いなく守ることはできなかった
    →もちろんパリサイ人や律法学者たちのような権力者たちも、律法を完全に守り行うことはできなかった
    →イエス様が来たのは、その律法をイエス様が成就すること

    イエス様が言われた弟子たちや群衆の生きる目的
    「人々があなたがたの良い行いをみて、天におられるあなたがたの父をあがめるようになるためです

    〇イエス様の良い行いとは(塩と光)

    ・山上の説教で言われたこと
    例)和解しなさい、敵を愛しなさい、人に見せるために善行をするのではない、裁いてはいけない、祈る時は隠れたところで、地上に宝をたくわえるのはやめなさい、何を食べるか何を着るのかを心配するのはやめなさいなど、たくさん
    それは今までの律法ではない、7:29イエス様が権威あるものとして教 えられたこと

    ・必ずしもその通りにできない
    すなわち塩が塩気を失い、光が隠れてしまう時
    →塩気を失った塩は捨てられ、光を隠すことは意味の無いこと
    →あなたがたの行いは、父なる神をあがめることに繋がらない

    この世における塩や光の性質
    塩でしたら腐敗を防ぐ、味を付ける
    光でしたら、周りを照らす、輝く
    →いずれも私たち人が生きていくうえで必要不可欠
    →そのような存在として、信仰者は、この世で生きていくことの大切さをイエス様は教えられた、この世になくてはならない存在
    そのことによって、父なる神があがめられていく

    〇イエス様の教えには旧約の背景があった

    塩はモーセの時代から、主へのささげものになっていた(穀物)
    ダビデから分裂王国の時代にも、塩の契約があった(永遠の契約)
    →塩というのは、腐敗を防ぐとか味を付けるとか、そのようなことよりもまず神との契約関係にあるということを思い出させる言葉だった
    光は創造の初めであった
    何もない所にできたすべての始まり
    →これからの神の民としての新しい歩みが始まっていく、そしてよい行いに生きることを期待された

    塩とか光というのは、弟子たちや群衆にとって神との関係の中で生きていくことを改めて思い起こさせる言葉であって、更にイエス様は新しい視点で、あなたがたがその塩であり、その光であると、言われた

    よい行いに生きるということは、旧約時代からずっと貫かれた神のみこころであり、新しい契約の時代であるイエス様の十字架以降の信仰者にとっても、期待されている生き方

    <結論>

    良い行いは、この山上の説教の教えにつながる旧約から続く、隣人愛にやはり向かって行く、隣り人を愛していく、それは大きなメッセージ

    私たちは続いて祈っていきた、塩が塩気を失わないよう、光が光を照らすよう、私たちの行い、その生き方を通して、父なる神があがめられていくことを願って進んで行きたい

    メッセージ内容のダウンロード(PDF46KB)

    新聖歌

    開会祈祷後:109番、メッセージ後:390番

    聖書交読

    詩編137篇 1~9節

    2023年教会行事

    2月22日(水) オリーブいきいき百歳体操 10時〜11時

    #55-2856

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