ムジカンパーニュが再始動しました

千里キリスト教会では、教会内で活動するゴスペルバンドがあります。
「ムジカンパーニュ(musi-campagne)」という名前で活動しています。
イタリア語で「音楽」を意味する「ムジカ(musica)」と、
フランス語で「田舎」を意味する「カンパーニュ(campagne)」を組み合わせた造語です。
竹やぶの多い千里の丘の上の小さな教会から、楽しく賛美を捧げたい!という思いを込めています。
前任の牧師であった徳本篤先生と奥さま、そして教会員で姉妹のムジカひろみ&ムジカみきの4人が、
コアメンバーとして20年来、活動して来たバンドです。
長年の活動の中で、徳本先生のお子さん達も加わって、演奏形態も様々でした。

教会内で、特別賛美の演奏活動を年に数回行ったり、MB教団の秋のイベント「オータムフェスタ」に出演したり、
時には他の教会から招かれて出張演奏をすることもありましたが、ここ2年の間は、コロナ禍の影響で演奏の機会が失われていました。
また、メンバーの病気や事故による不調なども重なって、一昨年に出演させていただいた、
枚方コミュニティチャペルさまでのクリスマスコンサート以降、ムジカンパーニュの活動も中断を余儀なくされていました。

今年の夏に、徳本先生から、2年前の枚方の演奏を見て下さった茨木の教会の方から、
クリスマス礼拝にムジカを招きたいという話があることを聞き、
驚きながらも、繋がりのご縁に感謝しつつ、曲目を選び、コツコツと練習を重ねて来ました。
メンバー全員、トシも歳なので、2年のブランクは壁が高かったですが(ほぼまっさらからのスタートでした)、
回を重ねるごとに勘を取り戻して、新たなアレンジを加えたりする余裕も生まれて来たのは幸いでした。
ムジカの特色は、聖歌の曲を自由なアレンジで演奏し、驚きと新たな発見をお届けすることだったので、
そのレベルまで、何とか演奏のクオリティを取り戻せて良かったと思いました。

茨木の教会の賛美奉仕は12月19日(日)と決まっていたため、当教会のクリスマス礼拝の日を、
1週早い12月12日(日)に設定していただき、2週連続で賛美演奏をすることになりました。
準備もだんだんと整って来た11月半ばに、徳本先生から、12月26日(日)に茨木の教会の親教会である、
高槻の教会から、急遽の演奏依頼が舞い込んだとの報告と教会への相談が持ちかけられました。
教会の役員の皆さんに諮っていただき、快く送り出していただけることになり、
ムジカの20年余の活動でも前代未聞の、「3週連続」での賛美演奏が実現する運びとなりました。

そこで、問題は、歌う2名の体調管理。この寒い季節、いつ風邪をひくとも限らない中、
コロナ感染対策で習慣化した、手洗い・うがいにマスク着用を徹底した他、
しっかりと休養と栄養を取るなど、意識して喉を守ることに注力して3週の本番に臨みました。

それぞれの場所に合わせた機材を持ち込んで、最善の形で演奏をお届けする重責もありましたが、
礼拝に集って下さった皆さんに喜んでいただけ、共に心からの賛美をお捧げすることが出来ました。
3月には、再び、高槻の教会での賛美奉仕のご依頼も承っていますので、
再始動したムジカのこれからの活動にも、ぜひ、ご期待ください!

ムジカンパーニュ活動報告

2021年12月12日 千里キリスト教会 クリスマス礼拝

演奏曲目:
「The Little Drummer Boy」
「月の光」
「パラダイス」
「昔ユダのベツレヘムに」
会衆讃美(メッセージ前) 新聖歌77番 「きよしこの夜」
会衆讃美 (メッセージ前)「さやかに星はきらめき」

約2年ぶりの賛美奉仕。コロナ感染対策のため、苦心して役員の皆さんが作って下さった、衝立越しに賛美しました。
衝立を取り去って、皆で共に声を合わせて賛美を捧げる日が待ち遠しくなりました。

2021年12月19日 日本バプテスト同盟茨木恵キリスト教会 クリスマス礼拝

演奏曲目:
「The Little Drummer Boy」
「月の光」
「パラダイス」
「昔ユダのベツレヘムに」
会衆讃美(メッセージ前) 「君は愛されるために生まれた」
メッセージ『神との出会いの物語』 徳本 篤 師
会衆讃美 (メッセージ前)「さやかに星はきらめき」

教会のご厚意により、オンライン配信された礼拝のYoutube動画アーカイブがご覧いただけます。

ムジカ211221

JR茨木駅の線路沿いにある、千里教会と同じ位の規模の教会へお邪魔しました。
皆さんとの距離が近めで、楽しそうに聴いてくださるリアクションを感じながら、我々も楽しく賛美を捧げました。
アットホームな雰囲気で迎えてくださり、感謝でした! 良き牧師先生が与えられるようにお祈りしております。

2021年12月26日 日本バプテスト同盟高槻バプテスト教会 クリスマス礼拝

演奏曲目:
「君は愛されるために生まれた」(サプライズ演奏)
「The Little Drummer Boy」
「月の光」
「パラダイス」
「昔ユダのベツレヘムに」
会衆讃美(メッセージ前) 賛美歌109番「きよしこの夜」
メッセージ『イエスさまが一番』 徳本 篤 師
会衆讃美 (メッセージ前)「さやかに星はきらめき」

リハーサル中

リハーサル中の様子

本番中

3階建ての立派な教会堂で、2階~3階が吹き抜けとなった天井の高い礼拝堂は、とても良い響きで気持ちよく演奏できました。
マイクスタンドに用意いただいたマイクが取り付けられず、急遽応急処置を施していただいて助かりました。
会衆讃美の曲では、礼拝に出席して下さった教会員の皆さんの歌声がまろやかに響いて演奏する側も包まれるようでした。
小さな声で歌って下さっていても、良い感じで響いてくる感じでした。
こちらの教会も、牧師先生が不在となっているので、良い牧師先生が与えられるようにと祈ります。

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