キリストと共に

令和5年5月8日(月)より新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行することに伴い、礼拝での規制を緩和します。具体的には、会衆讃美は全節歌唱する、省略していた聖書交読を復帰し、司会者朗読→会衆朗読を交互に行います。
なお、礼拝中のマスク着用は引き続き推奨、「平和の挨拶」の握手の自粛は今後も実施しますので、ご理解とご協力を宜しくお願いいたします。

メッセージ

<ローマ人への手紙 6章1~14節>
MB枚方キリスト教会牧師:中村 新造

開会聖句

ですから、兄弟たち、私は神のあわれみによって、あなたがたに勧めます。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。それこそ、あなたがたにふさわしい礼拝です。

<ローマ人への手紙 12章1節>

メッセージ内容

Youtube動画


 公開が遅れて申し訳ありません。 メッセージ動画公開:6/21 AM 0:47


礼拝メッセージの要約を公開しました。  

序論 
信仰と献身について見ていく。

6章の最初の部分について
*義認ということを間違って捉えてしまっていた人たちがいた。
1節「恵みが増し加わるために、私たちは罪にとどまるべきでしょうか。」(ユダヤ人クリスチャンたちの皮肉)
パウロは「絶対にそんなことはありません。」すなわち、罪にとどまるべきではないと伝えた。
→1節の皮肉は、罪というものが、キリストの恵みを理解させ、そのことなしには恵みが分からないのなら、罪の中にとどまり続けることによって、恵みは増し加わるものではないのか、という問い詰め。パウロはそうした罪を肯定するような考え方に対して、「罪に対して死んだ私たち」にとって、それはあり得ないと言った。

*「罪に対して死んだ」は、罪に対して一度はっきり死んだ、ということ。
5章から繋がることで、
・人類の代表アダムの違反からくる罪の支配から、今はキリストのいのちの支配に移されたと言及。
・それゆえ信仰者は、もう罪に対して死んでいるのだ(キリストの身代わりゆえ)。
→これは、イエス様を信じた人が罪を犯さなくなるということではない。イエス様を信じる信仰によって神の前に義とみなされているという恵みを受けて、その立場をただいているということ。罪の力や罪の影響力に合わなくなるということではない。罪に対して死んで復活されたのはイエス様のみ。信仰者はそのイエス様を信じる信仰によって義と認められ、その恵みの力にこれからも信頼していくことが大事。そしてそのことが、信仰者の歩み、つまり実践的な面である献身に繋がって行く。

本論

●信仰
パウロは4節以下でたくさん「キリストとともに」という言葉を述べている。これが信仰ということの鍵になる。
*キリストとともに葬られた
何がキリストとともに葬られたのか。
・罪の支配の中にいた自分(アダムから受け継いだ罪の下にいた自分という、いつのまにかいた立場)
→イエス様の身代わりの死と葬りがあった。
→私たちに愛が分かった(Ⅰヨハネ3:16)。
→キリストと共に十字架につけられた(6;古い人) ※古い人…アダムからの罪の中にいた自分と理解
→キリストのいのちの中に移された(コロサイ1:13)
→義と認められている。

*キリストとともに生きている
イエス様は復活された。それは罪とその結果である死に勝利されたという宣言、また信じる者にとっては希望。イエス様のいのちが現実に与えられることを聖書は救いの約束として述べている(ヨハネ3:16)。
・キリストのいのちに生かされていく。
→対象となる物、偶像、寄りすがる、拝むのではなく、ともに生きてくださる。
→今もかかわってくださっているイエス様と、ともに生きていく。
→キリストを見失わせる世の力、罪の力という危険がある。
パウロの警告「主イエス・キリストを着なさい。肉の欲のために心を用いてはならない」ローマ13:14
→献身へと繋がっていく(信仰者がキリストとともに生きていく時)。

●献身
*罪に対する献身
12節、罪に対して献身してはいけないと命じている。
ここでの献身は、私たちの手足、からだをささげて従っていくということ。
・パウロは罪に対して自分をささげてはいけないと伝えた。
・手足を不義の道具として罪にささげてはいけないと教えた。
この選択は私たち人にある。
→エペソでは、偽りは捨てなさい、もう盗んではいけない、悪い言葉を口からだしてはいけない、無慈悲、憤り、怒り、そしりなどを、いっさいの悪意とともに捨てなさい、神の霊を悲しませてはいけません、と教えている。
・ふさわしくない献身は、悔い改める必要がある(Ⅰヨハネ1:9)。

*神に対する献身
「死者の中から生かされた者として、あなたがた自身とその手足を義の道具として神にささげなさい。」
・私たちの生活そのものが神に対してささげられていくもの。
→神に対する献身とは、伝道することだけではない。ともに生きてくださるイエス様に信頼し、生活の中でいつもその存在を認め、従っていくこと。
→ローマ12:1、信仰者の生活そのものが神への礼拝そのもの。
・信仰者への勧め
→隣人に対して真実を語りなさい、悪魔に機会を与えてはいけない、困っている人を助けなさい、聞く人に恵みを与える言葉を使いなさい、互いに親切にし、心の優しい人になり、キリストが赦してくださったように赦しなさい(エペソ4:25~)。
・世の基準ではなく、神の前には価値のあること。

結論
ローマ人への手紙 6章1~2節

メッセージ要約のダウンロード(PDF56KB)

新聖歌

開会祈祷後:122番、メッセージ後:399番

聖書交読

詩編4篇 1~5節

2023年教会行事

6月21日(水) オリーブいきいき百歳体操 10時〜11時

#55-2873

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